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厳しいけど優しいから大好き♡ 亭主関白彼氏の取り扱い説明書
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厳しいけど優しいから大好き♡ 亭主関白彼氏の取り扱い説明書

亭主関白......なんて聞くとちょっと昔のことなんじゃない? と、思ってしまうかもしれませんが、現代にだって亭主関白彼氏はいます。
今の言葉でいうと、「俺様彼氏」でしょうか。一緒です。亭主関白って、亭主(旦那)が関白(成人の天皇を補佐する官職で公家の最高位)のように家庭内で威張ることを言います。ですので、彼氏が彼女に対してお偉いさんのような態度を取っているカップルであれば、あなたの彼は亭主関白彼氏ということ。
今回はそんな亭主関白彼氏の上手な扱い方を学んで、恋愛力を高めていきましょう。

亭主関白彼氏にもメリットがある!

「威張られるのなんていや!」と思う方もいるかもしれませんが、亭主関白彼氏は男らしく、頼り甲斐があるなどのメリットもあります。また、亭主関白彼氏と上手にお付き合いできる=恋愛力が高い、とも言えます。亭主関白彼氏と長続きしている女性って、とっても恋愛上手な人が多いんですよ。
なぜなら、彼を威張らせて立ててあげることができるから。そう、威張らせて彼を男性として立派に成長させつつ、上手に転がしているんです。
具体的に、亭主関白彼氏と長続きしている女性は、どんな風に彼と接しているのでしょうか。ご紹介します!

①俺が絶対! 意見は否定しないこと

亭主関白彼氏にとっては自分の意見って絶対です。自分が正しい、自分が正解、自分基準。もし意見が対立してもなかなか折れませんし(プライドが邪魔して折れられませんし)、喧嘩に発展することも。
喧嘩になってしまうと厄介なのが亭主関白彼氏の特徴。プライドが高いため、自分から謝まることができず、彼女に謝られて心の中では許していてもそんなに簡単に仲直りしても良いものか、と意味不明な意地を張ります。
なので喧嘩にならないようにすることが大前提です。となると、彼の意見は否定しないことが鉄則なんです。

自分が選んだという事実があればいい
「じゃあ全部彼の言いなりなの?」と、さすがにそれでは嫌ですよね。だから、否定しないで一旦は受け入れます。そして彼の意見でプラスの部分を認めてあげましょう。
例えば、デートの行き先について意見が割れたとします。彼は「映画に行きたい。行こう」とし、あなたは「ショッピングデートがしたい」という場合。まず「映画、いいね。最近行っていないし、新作チェックしたい!」と彼の提案を一旦受け入れる。「でも、ちょうど春休みだし、昼間は結構混んでそうだね。レイトショーの方がいいけど、◯◯くん、次の日朝早いんだよね。◯◯くんの観たい映画のチケットとっておくから、今度ゆっくり映画行こう」と、彼にとってマイナスな部分を心配しつつ、気遣いをみせます。すると彼はあなたの心配を素直に受け入れ、考えます。自分のスケジュールに響くのは避けたいと思うようになるはず。
「だから今日は、早めに帰れるデートにしよう。ふたりで行ってみたいって思っていたレストランがあって、そこに行ってみようよ♡ ランチのあとは、近くでちょっとショッピングもしよう!」とあくまで"彼のためを思ってのデートプラン"を彼に提案。「それなら今回はそうしようか」と最後は必ず彼に決めさせてください。これによって、あなたのペースではなく、"自分が選んだ"と思います。でも、あなたにとっては念願のショッピングデートで、さらに行きたかったレストランも行ける。ほら、願いは叶ったはずです♡

②怒りを悲しみに変換すること

ついつい彼に対して「もう!なんでいつもそうなの!?」「前も~って言ったのに!」と腹を立ててしまうこと、ありますよね。草食系男子ならば彼女に怒られても、「...ごめん。次からは気をつけるよ」と素直に謝ることができますが、亭主関白彼氏はそれができません。なんか、意地っ張りの子どもみたいですよね。怒られると逃げたくなるし、怒られると余計謝りたくなくなるんです。
だからイライラしたらまずは深呼吸して、怒りを悲しみに変換するという作業を行ってください。たとえば「もう!なんでいつもそうなの!?」→「こうしてほしくないって何度も伝えているのに伝わらなかったんだ......」とか、「前も~って言ったのに!」→「前に話したこと、覚えていてくれなかったんだ......」というイメージ。
亭主関白彼氏には悲しみで伝えると、伝わりやすくなります。

彼女の悲しみはプライドが許さない
「彼女を悲しませるなんて男として失格だ!男らしくない!」みたいな謎のプライドに響くんですよね。基本的に彼女は自分より弱い生き物で、自分が守るべきだと思っているので、「そんな彼女を悲しませる俺、ダメなやつ......しっかりしよう」みたいな感覚になります。
お母さんに「宿題やりなさい!」って怒られてもやらない子どもも、お母さんが「宿題やってって言っても言うこと聞かないなんて......私の育て方が間違ってたのかしら......涙」となったらやる。だってお母さんを悲しませたくないから。それと同じかもしれません。

③褒めて伸ばすこと

褒めて伸びるタイプと逆境に置かれるほど伸びるタイプ、2タイプの人がいると思います。亭主関白彼氏の多くは前者、褒めて伸びるタイプです。だから褒め上手な彼女と付き合うと伸びます。逆にちょっと気の強い女性とはあまり相性がよくありません。彼女には3歩下がってついてきてほしいため、自分より前に出られちゃうと嫉妬するんです。付き合っているんだしパートナーなんだから嫉妬も何もないのでは......と思うかもしれませんが、彼女の方がすごいのが嫌なのが亭主関白彼氏です。
実は、亭主関白彼氏ってある意味"弱い"人が多いのです。彼女の前では(家庭の中では)、威張りたい。人一倍認めて欲しい願望が強くて、「大丈夫だよ」って言って欲しくて、でも心の中は不安でいっぱいなのです。だから褒められると安心するんです。「あ、俺間違ってない!」「そうだよね!大丈夫だよね!」みたいな気持ちになってもっともっと頑張っちゃいます。あまり褒めすぎて調子にのられたら困る......みたいな心配は無用です。たくさん褒めてあげましょう。それでいて、たくさん認めてあげましょう。「あなたは間違っていないよ」という態度で接してあげましょう。

褒められ方にもこだわりがある
でもあくまでも、上から目線はNGです。「◯◯くんだもん!大丈夫だよ♡」みたいな可愛らしい彼女でいること。手伝って欲しいことやお願いごとに関しても、「~してくれない?」「~しておいて!」のような頼み方では絶対に動きません。「~してくれると助かるな」「もしかして◯◯くんなら簡単に~できちゃう?」と、よいしょする感じで頼んでくださいね。そう言われたら張り切って意地でも叶えてくれます。「さすが!すごい!」ととにかくわざとらしいくらい褒めるのもとっても有効です。
褒められて、「実は俺に~させたくて褒めてるのかな?」なんて疑ったりしないのが亭主関白彼氏。自尊心が満たされるのです。

まとめ

いかがでしたか? 亭主関白彼氏なんて聞くと、ちょっとややこしそうに聞こえますが、コツを押さえていれば実はとっても操りやすいし転がしやすい彼氏なんです。きっと、昔の女性たちはこうして旦那様を上手に褒めて、転がして、出世させて、伸ばしていたのでは......?
働く女性も多い時代になりましたが、男性を"よいしょ"する術は身につけておくと、どんなシーンや相手であっても便利ですよ。

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