恋愛コラム

「早く結婚したいのに...」タイプ別、婚活がうまくいかないあなたへの処方箋
婚活

「早く結婚したいのに...」タイプ別、婚活がうまくいかないあなたへの処方箋

婚活サイト、お見合いパーティー、結婚相談所...。

良縁を求めて色々と試してみているものの、どうにもうまくいかない...。

そんな状態だと、婚活を始めた当初のモチベーションを保つのは難しいものですよね。

そこで今回は、「どうして婚活がうまくいかないのか?」の原因を探っていきたいと思います!

「おっとり天然系女子」、「奥手清楚系女子」、「サバサバ系女子」、「バリキャリ系女子」の4タイプに分類し、それぞれの性格や過去の恋愛傾向を分析しつつ、婚活がうまくいかない原因と対処法をお教えしちゃいます♪

まずは、自身がこの4タイプのうち、どれに当てはまるかを考え、読んでみてくださいね。

流されやすい「おっとり天然系女子」がうまくいかない原因と対処法

男性からの押しに弱く、さらに恋愛体質であるケースも多いのが「おっとり天然系女子」。

このタイプのみなさんは、モテないことが原因で婚活に四苦八苦しているのではありません。

むしろ、「おっとり」と「天然」の二大モテ要素を兼ね揃えているのですから、数々の男性に好意を抱かれてきた人も多いはず。

では、そんなモテ女子がなぜ、うまくいかないのか...?

その原因を探っていきましょう。

【原因】→頭が悪いと思われる/【対処法】→実は賢いと感じさせる会話を心掛ける

マイペースでスローリーな喋りかたやワンテンポ遅れた返事が多いのも「おっとり天然系女子」の特徴。

そういった言動をかわいらしく思う男性がいるのも確かです。

...が!この特徴、結婚の判断材料となるとマイナスになることもあるんです!!

というのも初対面の場合ですと、話し方やそのペースで相手の印象を決める男性は多いので、きっとあなたのことを「かわいいけど頭が悪そうだな...」と感じるかたが多いんですよね。

結婚となると家計のやりくりや子供の教育も視野に入るので、ただの恋愛であれば単純に「かわいい」と思えた要素であっても、不安要素として捉えてしまう男性も少なくないのです。

...しかし、そんな印象を持たれてしまったときだからこそできる逆転必勝法があるんです!!

ズバリ、喋りかたなどの振る舞いはそのままに、会話内容に気を付けてみてください。

例えば、婚活サイトや結婚相談所を通じて知りあった男性が相手でしたら、事前情報として職業や趣味が把握できているかと思います。

ですから、「大変そうなお仕事ですね」のように当たり障りない感想だけでなく、

「そのお仕事って○○だとお聞きしたことがあるんですけど、本当ですか?」

「今後、もっと需要が伸びていく業界ですから、やりがいがありそうですね」

といったように、相手の仕事内容を理解したうえで、より深く掘り下げるような質問や話題を投げかけるといいかもしれませんよ!

男性側からすると、自分に興味があるかのようなスタンスであり、さらに密度が濃い会話ができたとなれば、好感を抱くのは当然。さらに深掘りしていき、インテリジェンスを感じさせる会話で盛り上がることができれば、なお良し!

当初は「かわいいけど頭が悪そうだな...」というイメージがあった分、「かわいくて賢い人」というイメージに上書きできれば、ギャップ効果も働いて好感度がグンと急上昇するはず♪

【原因】→決断力が乏しい/【対処法】→譲れない条件を絞ったり、直観を信じる

「おっとり系天然女子」が婚活でうまくいかない理由は、"人の意見に惑わされやすい"という点も挙げられるかもしれません。

実際、"放っておけない"という印象を持たれることから、これまでの人生でも大きな決断時には周囲に助けられてきた人も多いのではないでしょうか。

そんな人生を歩んできたかたですと、同時期に複数の男性と知り合うことが予想される婚活では、決断力のなさや優柔不断さが仇となることも...。

出会った男性、一人一人を真剣に吟味することは大切ですが、自分の決断に自信を持てずに返事を先延ばしにする行為は"人生の時間"のロスを意味します。

ですから、自分の中で譲れない条件をいくつかに絞ったうえで、婚活に臨むべき!

また、それでも一人に絞りきれないというのであれば、例えば、

「最近出会った男の人の中で、カレといたときがいちばん笑った気がする!」

といった直感に従って交際を開始してみるという"自分ルール"を作ってみるのもアリかもしれませんよ♪

経験少ない「奥手清楚系女子」がうまくいかない原因と対処法

経験少ない「奥手清楚系女子」がうまくいかない原因と対処法

恋愛経験が少ない人の場合、自分に女としての自信を持てなかったり、男性と何を話していいのかわからなかったりして、婚活がうまくいかないというパターンが多そうですよね。

ですから、相手とうまく話せなかった、会話が盛り上がらなかったなどの理由で、「このカレは私の運命の人ではない」と決めつけてしまうのは、ちょっと気が早いですよ!

だってそれはまだカレの性格をほとんど知らない状態で、決断を下してしまっているようなものですからね。

これは「奥手清楚系女子」が陥りやすい典型的な良縁の見逃し行為と言えそうです。

ここでは、そんな「奥手清楚系女子」の婚活が、どうすればうまくいくかをご紹介しちゃいます!

【原因】→消極的な態度で引かれる/【対処法】→恋愛経験の乏しさを隠さず伝える

相手と目線を合わせることができない...すぐに口数が減ってしまう...そんなふうに、"男性に好意が伝わる言動"の真逆の態度を取ってしまいがちなのが「奥手清楚系女子」の特徴。

婚活サイトや結婚相談所で知り合った場合、"結婚を前提に交際する"状態に至るまでの期間は非常に短いもので、2、3回目のデートでは今後の決断を迫られることもあることでしょう。

そんな中、いくら真剣交際を望んでいても、「奥手清楚系女子」の態度から好意があるのかどうかがわからず、一歩引いてしまうという男性も珍しくありません。

つまり、あなた自身の消極的(に見えてしまう)な態度が、良縁を遠ざけてしまっているのです...!

そんなときの対処法は、「男性慣れしていないので誤解を与えるような態度をとってしまう」という事実を、初期の段階で包み隠さずに伝えておくこと!

シンプルですが、これが一番の解決策です。

もしかすると、そういったカミングアウトをすることを恥ずかしいと感じる人もいるかもしれませんが、女性の恋愛経験が乏しいことをマイナスに捉える男性なんてほぼ皆無。むしろ、"他の男の色"に染められていないことを嬉しく思う男性の方が多いことでしょう。

ですから、伝える際の一瞬の恥ずかしさを何とか乗り越えて、恋愛経験が乏しいことをきちんと伝えるようにすれば、婚活の好循環がきっと始まるはずですよ♪

【原因】→会話が盛り上がらない/【対処法】→「聞き上手」テクを磨く

「奥手清楚系女子」がほぼ必ずぶつかるのがコミュニケーションの壁です。

自己紹介や趣味の話題といったお互いを知るうえで最低限必要な会話はできたとしても、いざ人生観や結婚観といった自身のディープな部分の価値観の話となると、言葉を詰まらせてしまって、円滑に会話のキャッチボールができないなんてこともあるのでは...?

結婚生活において居心地の良さを重視する男性は多いため、沈黙が続いて重い空気になってしまった場合、かなりマイナスな印象を与えてしまいかねません。

そんな状況を回避するために「奥手清楚系女子」が実践すべき対処法は、その口下手さはひとまず置いておいて、「聞き上手」になるためのテクニックを磨くこと!

自分が饒舌に喋って会話を盛り上げるのはハードルが高すぎますので、相手に饒舌に喋ってもらって会話を盛り上げられるように努力しましょう、ということですね♪

好きな趣味の話ややりがいを感じている仕事の話を聞かれると、ついつい語ってしまう男性は多いもの。ですから、相手が楽しく喋り倒せるような「聞き上手」テクを身につけるべきなんです。

例えば、ただ相槌を打つだけではなく、「なるほど」、「そうなんですね」、「すごいなぁ♪」、「知らなかった!」と随所に入れる一言のバリエーションを豊富に持ち合わせておくのも一つのテクニック。

さらに、「つまり、それってこういうことですよね?」と相手が喋った内容を別の言い回しで表現したり、「○○だと思ってたけど××ってことですか?」と話題を深く掘り下げる質問をしたりすると、男性のトークはさらに拍車がかかっていくはず!

また、相手の話した内容や感情に合わせてこちらも喜怒哀楽の表情を豊かにするようにすると、男性は共感を得られていると感じるものなので、二人の心の距離はさらに縮まっていくでしょう。

色気なしの「サバサバ系女子」がうまくいかない原因と対処法

男性に恋焦がれたり、恋愛でもがいて一生懸命になったりすることに対して、「かっこ悪い」と思ってしまう「サバサバ系女子」は多いでしょう。

自分をしっかりと持ち、人に左右されないような凛々しさが魅力ではありますが、それが婚活となるとマイナス要素となることもあり、うまくいかないことも...。

というのも、恋愛や結婚生活において二人の意見が一致しないときには、互いに歩み寄るかどちらかが譲歩しなければなりませんが、「サバサバ系女子」が相手だと、男性に「自分の意見は通らないのではないか」という不安を抱かせてしまうこともあるからなんですね。

ということで、ここでは、そんな「サバサバ系女子」のための対処法をお教えしちゃいます。

【原因】→「一人で生きていけそう」と思われる/【対処法】→男性に弱みを見せる

「サバサバ系女子」は人から相談されることはあっても、自分が人に弱音を吐いたり、悩みを相談したりすることはあまりしないのではないでしょうか。

「ウジウジ悩んでいる時間がもったいない!」...そんなふうな考えを否定するわけではありませんが、そういったスタンスは男性に「このコは一人でも生きていけそうだな」という印象を与えてしまい、結果としてあなたを結婚から遠ざけているのかも。

そんなかたは、手始めに日記を書いてみるのはいかがでしょうか。

悲しい出来事や愚痴といったネガティブな内容でも構わないのです。大事なのは嘘偽りなく、本音を書くこと。

そして、ある程度日にちを置いてから読み返してみれば、そのときどきの心境や悩みがリアルに浮かび上がってくるのではないのでしょうか。

次に、その中でも、人に話せそうだと思う内容だけを親しい友人に打ち明けてみてください。そうやって、他人に弱みを見せることに慣れていくのです。

恋愛において"男性に弱みを見せる"ことは、マイナス要素でも何でもないんです。むしろ「俺がこのコを守ってあげないと!」と庇護欲を掻き立てるテクニックとなるんです♪

ですから最終目標は、気になる男性にも同じような相談ごとができるようになること。

そうすることで、相手の男性はきっと、あなたのことを恋愛対象や結婚相手の候補として見てくれるようになるでしょう♪

【原因】→「自分らしさ」を変えられない/【対処法】→まずは見た目を変えてみる

恋愛のために自分を曲げることに抵抗があるのも「サバサバ系女子」の特徴でしょう。

しかし、結婚生活を想像してみてください。

相手の好みに合わせて食生活を変えていくことや、相手の仕事に合わせた生活サイクルに変えていくことなど、変化の連続が予想されますよね。

そうやって考えると、我を貫き通す女性を敬遠してしまう男性の気持ちがわかるような気もしませんか?

ですから婚活を成功させるには、言い方は悪いですが"男ウケ"のために自分を変えていく努力も必要なのです。

そこで、まずは第一印象にも直結する"容姿"を変える努力をしてみてはいかがでしょう?

例えば、普段はパンツファッションばかりの人でしたらスカートに挑戦してみたり、自分の好みのメイクをやめてトレンドのメイクを試してみたりと、"男ウケ"を狙ったビジュアルに少しずつでも変えていってみてください。

ズバリ、"男ウケ"を狙うことは、婚活においてあなたが選べる男性の選択肢の幅を広げます!ですから、自分のちょっとしたプライドやこだわりは捨て去りましょう♪

「あなたらしさ」を出していくのは、二人の心の距離がもっと縮まってからでも遅くはないですしね。

男顔負けの「バリキャリ系女子」がうまくいかない原因と対処法

男顔負けの「バリキャリ系女子」がうまくいかない原因と対処法

周囲の友人たちが恋愛に夢中になっている頃、一生懸命働いて仕事でキャリアを積み上げてきた「バリキャリ系女子」。

仕事ができるカッコイイ姿は後輩女子たちの憧れ的存在でしょう。

しかし、歳を重ねるごとに収入やスキルがアップしビジネスパーソンとしての成長を感じる一方で、男性からアプローチされる頻度は下がっている...という状況に陥っているかたも少なくないかもしれませんね。

ここでは、そんな「バリキャリ系女子」が婚活を成功させるための方法をご紹介します!

【原因】→男性が負い目を感じる/【対処法】→収入の高さが強みになる男性を探す

パートナーの女性のほうが、自分より収入や社会的地位が高かったりすることに負い目を感じる男性は多いもの。

そんな要因で「バリキャリ系女子」の婚活がうまくいかないことは多々あるでしょう。が、今の年収や肩書はあなたの実績の輝かしい証なので、それを足枷に思うことはありません。

ここでの対処法は、収入が不安定な職業や起業を考えている男性をターゲットにした婚活をしてみる、ということ。

例えば、一般論として、男性が成し遂げたい夢をあきらめるのは、「一家の大黒柱として安定した収入を求めて...」という理由が多いでしょう。

では、男性の稼ぎ以外で一家の収入が安定していればどうでしょう...?

そう、ここが「バリキャリ系女子」の強みなんです!

もしも夫の事業が波に乗らない場合でも家計的には問題ないので、男性にとって「バリキャリ系女子」をパートナーに選ぶことは、「心強いバックボーンを得る」という捉え方もできるんですね。

結婚と同時に夢をあきらめる男性も多い中で、「カノジョと生涯を共にすれば夢を追い続けることもできる」と考えられるのは、大きなメリットになること間違いなしです。

ですので、闇雲に男性を探すのではなく、独立や起業を目指す男性にターゲットを絞った婚活をしてみるのがおすすめですよ!

【原因】→恋愛の優先順位が低い/【対処法】→婚活用「To Doリスト」を作る

仕事とプライベートの両立は誰にでもできることではありませんよね。

ましてや「バリキャリ系女子」の今の立場は、仕事の優先順位を高くしていたからこそ手に入れられたもの、というケースが多いはず。

そのため、気になる男性ができても、デートや自分磨きを後回しにしてきてはいませんでしたか?それが、婚活がうまくいかなかった理由かもしれませんよ?

とは言え、いきなり価値観の優先順位を変えることは難しいでしょうから、まずは仕事とプライベートとの線引きをハッキリさせるようにしましょう。

例えば、「今日の仕事は18時までに終わらせて19時のデートには必ず行く!」といった具合で、仕事の終業時刻を明確に設定しておくと、男性との予定も立てやすくなりますよね!

また、仕事で「To Doリスト」を作っているかたも多いでしょうから、婚活用の「To Doリスト」を作ってみてもいいかもしれません。

「バリキャリ系女子」ともなれば、「To Doリスト」に書かれた内容は完遂することが当たり前で、むしろ完遂できないとストレスが溜まってしまったりもするはず。

それだけ自身に対しての強制力のある「To Doリスト」の"婚活版"を作成すれば、否が応でも婚活に積極的になれるのではないでしょうか。

婚活を楽観視せずに、早めの原因究明と対処法の実践を!

婚活を楽観視せずに、早めの原因究明と対処法の実践を!

今回は「おっとり系天然女子」、「奥手清楚系女子」、「サバサバ系女子」、「バリキャリ系女子」の4タイプに分けて婚活がうまくいかない原因と対処法をご紹介しましたが、いかがでしたか?

「いつか良い人と巡り会えるだろう」と楽観視するのではなく、婚活がうまくいかない原因を分析して対処しなければ、いつまでも堂々巡りになってしまいます。婚活市場は歳を重ねるごとに不利になっていくのが現実ですし、時間をかければうまくいくというものでもないですからね。

だからこそ、今までしてきた婚活の傾向を見定めて、自覚できた原因には早めに対処していくことが大事なんですよね♪

(TEXT=Masuda Rihoko)