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結婚後に後悔したくないあなたへ! 結婚&離婚に必要な新常識3つ
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結婚後に後悔したくないあなたへ! 結婚&離婚に必要な新常識3つ

「今年こそ結婚したい!」と意気込んでいる人も多いでしょう。しかし、婚活に励んで相手を探すことと同じくらい、結婚したその先のことは大事ですよね。そこで今回は、彼との結婚を考えている人もいずれは結婚したい人も必見の、今話題の結婚&離婚に関する新常識についてご紹介します。

花嫁じゃなくても受けておきたい、妊娠&出産のための検査

まずご紹介するのが「ブライダルチェック」です。ブライダルチェックとは、病院やクリニックで妊娠や出産にかかわる婦人科系の病気の有無を結婚前にあらかじめ調べること。
調べる項目は病院によって様々ですが、主には子宮頸がんや乳がん等の通常の婦人科系検診に加えて、性感染症や風疹、B型肝炎、C型肝炎、貧血など。保険適用ができず、料金はだいたい2万~5万円が相場となっています。
ブライダルチェックという名称ですが、すぐには結婚の予定がない人でも受けることが可能です。また、何らかの疾患が見つかったとしても、病院側は結婚を控えることを推奨しているわけではありません。「ブライダルチェックで、パートナーと病気の治療や将来のことを話し合える良い機会」というポジティブな意識で受けることをおすすめします。
最近では男性不妊も注目され、男性ブライダルチェックなるものもあります。ブライダルチェックは結婚の予定の有無にかかわらず、自分の体の健康状態をよく知れる機会。料金は決して安くないものの、早いうちに疾患が見つかれば早いうちに治療することができ、結果的に健康に対する安心材料になります。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

女性が長生きする時代、夫が亡くなってからどうする?

結婚をすると、妻は自動的に夫の親や兄弟と親戚関係になりますよね。そんな中で最近、主婦の間で話題になっているのが「姻族関係終了届」。別名"死後離婚"とも言われており、この届出を本人の意志によって本籍地または住居地の市区町村に提出することで配偶者の死後、配偶者との婚姻関係を終了できるのです。
これによって、戸籍上は夫と離婚はしていないものの、夫の親戚との縁を切ることができます。例えば夫の両親の介護、夫の親戚とのお付き合い等の義務が生じなくなります。なんとも寂しい話ではありますが、夫の死後に親戚とのしがらみから解放されたいという高齢女性の間では、じわじわと提出している人が増えているんだとか。
注意すべきなのは姻族関係終了届を提出しても、戸籍上においては夫婦関係のままであること。苗字を旧姓に戻したい、戸籍を別々にしたい場合には、さらに「複氏名届」なるものも提出する必要があります。
今後も、ますます女性の方が長生きするかもしれないからこそ、今後姻族関係終了届は若い女性にとっても新常識になっていくかもしれません。

結婚生活は送るものの、離婚を事前に約束しておく"離婚約"

「離婚約」とは、お笑いトリオであるインスタントジョンソンのじゃいさんが作った造語。今年の春頃に「ノンストップ!」(フジテレビ系)で紹介され、話題になりました。
じゃいさんは奥さんと、現在2歳の息子さんが小学校に入学する4年後に離婚をするという約束を交わしているというのです。両親の離婚は子どもにとって影響が大きすぎるので、4年後という具体的な年数も取り決め、さらに離婚後の慰謝料や養育費についてもすでに話し合っているんだとか。
一方で、あらかじめ離婚を約束することでメリットもあるんだそう。感情的な喧嘩別れではないので、じゃいさんのように必要な取り決めや手続きをしっかり行うことができます。そして客観的に夫婦生活を考える時間的な余裕が生まれることで、「本当に離婚をすべきなのか?」「やっぱり結婚生活をやり直そう」とお互いに思い直す可能性も。
結婚は恋愛よりも大変で、ロマンティックではないかもしれないけれども、法律や制度、自分の健康や生き方に大きく影響を及ぼします。さまざまな結婚や家族が肯定されている時代だからこそ、無理に型にハマらず、自分らしい幸せな形を目指すことが、これからの新常識になりつつあるようです。

(文:秋山悠紀)

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