結婚相手にするならチェックしておきたい3つのこと
「結婚相手は1番好きになった人」と思っている人は意外と多いのではないでしょうか。しかし実際の結婚生活は、「好き」だけで継続することは難しいのかもしれません。今回は、結婚相手を選ぶときにチェックしておきたい3つのことについてお話します。
二人でいるとき「ありのままの自分」でいられるか
結婚相手にするならば、自分が疲れない相手かをチェックする必要があります。本当ならば探して見つけるものではありません。好きになった人と結婚できれば1番幸せですが、結婚は恋愛とは違い、家庭を作り一緒に生活を維持する必要があります。
どんなに好きな相手でも、結婚相手として考えるならば、実際に生活を共にした状況を、できるだけ具体的にイメージしておくことが大切です。
結婚生活を長く継続させるポイントは、結婚相手の前でもありのままの自分でいられることが1番でしょう。恋愛相手の前では常に従順で、メイクをばっちりした美人を演じてもいいですが、結婚相手の前では「演じる」ことはいけません。
結婚生活が始まれば、「起きたての素顔」も「怒り心頭の状態」も見せることになります。きれいな面だけを見せる生活は長くは続けられないでしょう。
ただ、自分が「演じている状態」なのか「素の状態」なのかを見極めることは意外と難しいのです。好きな人の前では「いい子」を演じていることにストレスを感じないため、演じている意識がありません。
「自分がいい子を演じているのか」を判断する方法は、デートが終わって相手と別れたときに「どれだけ疲れているか」です。一人になっても疲れを感じないようであれば、ありのままの自分でいられる相手であり、結婚相手として考えてもいいのかもしれません。
生活するだけの経済力はあるか
結婚相手にするならば、経済力はチェックしておきましょう。
「愛があればお金なんて」と思っている人は、まだ結婚について現実的に考えることができていないのかもしれません。結婚と恋愛との大きな違いは、生活を共にすることです。生活にはお金が必要です。お金がない生活を続けていると、どうしても関係がギクシャクしてしまいます。
結婚相手が生計を維持するだけの経済力を持っているかは、結婚を真面目に考えるからこそチェックしておきたいことなのです。
経済力のチェック方法は、給与チェックだけではありません。どんなに高給取りであっても、金遣いが荒い人は結婚相手にふさわしくありません。収入に見合った支出ができる人かをチェックすることがポイントです。
金遣いは、デートのときや持ち物からチェックすることができます。身の丈にあったものを身につけているか、デートのたびに多額の出費をしていないか考えてみましょう。
最終的に「この人が結婚相手」と決める段階になったら、思い切って結婚後の生活費について話をする必要があります。最近は、結婚後も夫婦のお財布は別々と考えている人も増えています。結婚相手にいくら経済力があったとしても、お財布が別々であれば、話は全く違ってくる可能性もあります。
結婚相手に経済力がなくても、自分がすべて面倒を見ればいいと思う人もいるかもしれません。最初のうちはすべて自分が背負うつもりでも、次第に負担に感じてしまうことも多いです。経済力については一時の感情ではなく、相手を好きで居続けるためにも長いスパンで考えることがポイントです。
子どもについての考えが一致しているか
結婚相手にするならば、子どもについての考えを一致させておくことも大切です。
「結婚したら子どもが欲しい」と考える人もいれば、「子どもよりも夫婦二人の生活を充実させたい」と考える人もいます。どちらがいいかというわけではなく、相手の価値観や将来設計を一緒に考えることで、結婚後の生活を具体的にイメージすることができるでしょう。
子どもについての考えは、デート中の何気ない会話から読み取ることができます。特に年齢を重ねたカップルの場合は、子どもについては時間に制限が出てくる可能性があります。繊細な問題ですが、恋愛相手ではなく結婚相手として考えるからこそチェックしておきたいことではないでしょうか。
Written by 幸寿