30代の貯金の平均と婚活におけるお金の考え方
恋愛にお金はあまり関係無いかもしれません。一方、婚活となると、将来の生活が視野に入ってきますので、お金についても考えていく必要があります。
平均貯金額は当てにならない
一般的な平均として大体350万くらいの貯金額が平均になっているというデータがあります。一方で、この平均貯金額というのは全く当てになりません。
なぜなら、これはただの平均であって、どのくらい必要なのかという金額ではないからです。ですから、平均を上回っているからといって喜んでばかりはいられません。
あなたの生活スタイル、たとえば、子供がほしいのか、どういう学校に入れたいのか、老後はどう過ごしたいのか、年金のもらえる金額の見込みはどのくらいなのかによって必要なお金の金額は全く異なります。
プロに聞く
どのくらいお金が必要なのかは専門家にぜひ問い合わせをしてみましょう。ファイナンシャルプランナーに依頼をしても良いと思います。実はこういった将来のお金を明確にしておくための準備は婚活においても非常に大切です。
婚活は将来の生活をともにするパートナーを見つける活動になります。ですから、お金は切り離せません。いったいどのくらい必要なのか、それを相手がすでに持っているのか、持っていないのかも、とても重要な判断材料になってきます。
何をするにもお金が必要な世の中であることを理解する
結婚して大好きな彼が病気になってしまったとしてもお金がかかります。子どもを出産するにもお金がかかります。その後の養育費もお金がかかります。あなたが退職した後も生活を続けるにはお金がかかります。
お金は婚活、その先の結婚生活の間中ずっとあなたのとなりにいるパートナーとなります。恋心だけでは現実は乗り越えられません。婚活におけるお金は本当にシビアに考えなければならない理由がここにあります。
今それほど持っていない人が突然稼げるようになることは稀ですから、そういう面も含めて、お相手のお金に対する考え方、現状をしっかりと把握しておくことが大切です。
あなたのお金の考え方も共有する
お金の話しというのはあまり気持ちの良いものではありません。あなた自身も他人にお金の状況をシェアすることはあまり無いのではないでしょうか?
しかしながら、婚活から結婚に踏み切る前には、必ずお相手の方とお金の話しをぶっちゃけてしておくようにしましょう。結婚してから頑張るというのでは、手遅れになってしまうリスクがあります。
仮に平均貯金額より低く、必要な金額に及ばないとしても、二人で協力し合って何とかこれから貯めていくというゴール設定ができれば、一緒に乗り越えていける可能性が高まります。
一方で、現実から目を背けて何も話さないまま進んでしまうと、ぶつかりあいに発展してしまい結婚生活が壊れてしまうリスクも高まってしまいます。
おわりに
いかがでしたか? お金と恋はある意味で切り離して、しっかりと社会情勢や生活スタンスを見据えながらどの程度の貯金が必要なのかをあなた自身が把握しておくことが大切です。
written by 神崎志乃