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絶対『後悔しない結婚』をするために知っておきたい4つのこと
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絶対『後悔しない結婚』をするために知っておきたい4つのこと

一生に一度はウェディングドレスを着てみたい!

愛するカレとの子どもが欲しい!

そんな理由から、結婚願望をお持ちのかたも多いのではないでしょうか。

そのため、20代前半の頃はのほほんとしていても、20代後半からアラサーにかけて焦りはじめたというかたもいるでしょう。

しかし、今一度考えていただきたいのは、"結婚はゴールではなくスタート"だということです。

結婚に至るまでの期間はカップルによっても様々ですが、一生を共にすると決めたのですから、付き合っている期間よりも結婚生活の方がはるかに長くなるものですよね。

例えば、お互いに受け入れがたい欠点や明らかな価値観のズレがあったとしても、離婚しない限りは長い結婚生活をともに歩んでいかないといけないんです。

そこで、今回は事前に想定・対処できるものはしておこうというテーマのもと、幸せな結婚生活を送るために知っておきたい4つのことをご紹介していきます!

その① 私たち女性が結婚を後悔してしまう理由とその事前回避策

ここでは、結婚を後悔する代表的な例と、その事前対策を紹介したいと思います。

まず、付き合っている段階ではお互いの長所ばかりに目が行きがちですが、結婚生活を長続きさせるためには、結婚前からきちんと短所にも注目しておかなければならないのです。

というのは、悲しいことに相手の長所に対しては慣れてしまう人も多いからなんですね。好きになるきっかけである長所ですが、長い生活の中で"当たり前"になってしまうこともあると...。

そうなったときに目立ってきてしまうのが、後悔する理由にもなる短所。

ですから、"粗探し"というわけではありませんが、結婚を考えているカレを、あなたが結婚相手として受け入れることが出来るか否かを判別する必要があるのです...!

だらしない性格の夫に後悔しないために...

例えば、ともに生活することになれば、カレのだらしない部分など、些細なことも見逃せなくなってくる人もいるのではないでしょうか。

ふと気が付くとカレの周りが乱雑に散らかり物で溢れている...。

ふと気が付くとカレが使ったタオルや食器がそのまま放置されている...。

そんな男性の身の回りの世話まで焼かなければならなくなると、"夫ではなく手のかかる子どもが出来たような感覚"に陥ってしまい、結婚したことを後悔してしまうケースもあるでしょう。

そこで、結婚後に「私はあなたのお母さんじゃないんだから...」とうんざりしてしまわないよう、結婚前の"見極め"が重要となってくるわけです。

最もわかりやすい"見極め"方法は、カレの実家での立ち振る舞いをチェックすること。

交際期間が長くなっていけば、カレの実家にお邪魔してカレのご両親と顔を合わせる機会もあることでしょう。そんなときに、どこまで母親に世話をしてもらっているのかをよく観察してみて下さい。

「ご飯!」「風呂!」...カレがこのような単語のみの会話で母親になにかをしてもらうといったスタンスであれば、赤信号に近い黄色信号と言えるでしょう。

カレも恋人(あなた)の前では自分をよく見せようとするでしょうが、両親の前では"素"が出てしまうということですね。そして、その"素"で母親に接しているカレの姿は、結婚後のあなたに対してのカレの姿とイコールと考えられますので、注意深く観察しておくといいでしょう。

金銭感覚が破たんした夫に後悔しないために...

独身時代の生活とは一転して、結婚式費用、出産費用、養育費用、住宅ローンなどを視野に入れなくてはいけないのが結婚という一大イベント。

「愛があればお金がなくても大丈夫」なんていうのはきれいごとで、様々な出費があることを考えれば、カレには独身時代からいくらかは貯金しておいてもらいたいですよね。

ですが、入籍するまでカレの貯金がどれぐらいあるのかを知らないままでいて、いざ一緒に暮らすようになって、初めてカレの預金通帳を見て残高の少なさに驚愕する...というのも結婚での後悔の"あるある"のようです。

付き合っている段階では、月々の収入や貯金額を聞くことに抵抗があるというかたもいらっしゃると思います。そして、例えばカレが娯楽費や交際費に羽振り良くバンバン費やしているのを見て、ろくに確認もせずに「けっこう稼いでいるのね」と思い込んでしまうこともあるかもしれません。

けれど、カレが羽振りよさそうにしていたからといって、高収入なんだろう、貯金もたくさんあるのだろう...なんて希望的観測にすがるのはやめましょう。後先考えずにカネを使いまくって金銭感覚が破たんしている人なのかもしれないと疑いを持ちましょう。

結婚前提のお付き合いとなった段階で、いくら気まずかろうがカレから収入や貯蓄のリアルな額をまず聞き出す。そのうえで、収入に見合っていない荒いお金遣いをしていたとしたら、その金銭感覚を正すようにしっかり話し合っておくべきでしょう。

次に、結婚生活においてかかる出費をリストアップして優先順位を付け、それを踏まえていくらぐらいのお金が必要なのかもシミュレートしてみましょう。

具体的な数字が試算できたなら、「2年後までに○万円貯めたいから、今月から月×万円は貯金にまわそうね」なんて具合にカレと約束をして、無理のない金銭計画を立てることだってできるはず。これで二人の未来予想図が描きやすくなりますよね♪

現状をリアルに把握して二人の目標を一致させておけば、長い結婚生活に向けての張り合いも出ることでしょう。

逆に、カレが相変わらずカネ遣いが荒かったり貯金に非協力的だったりする場合は、結婚してから後悔するだろうことは火を見るよりも明らかですから、早めに見切りをつけて別れを切り出すのがベターなのではないでしょうか...。

浮気性の夫に後悔しないために...

夫の女性問題で悩んでいるかたがよく言うセリフ、それは...

「付き合っていた頃は一途だったのに...」

これです!

しかし、本当に付き合っていた頃のカレは一途だったのでしょうか? もしかしたら結婚前から浮気性の片鱗が見えていたかもしれませんよね。

そこで、浮気性の男性にはどういった特徴が多いかをここで学んでおき、将来のパートナー候補から早々に外せるようにしていきましょう!

1つ目の特徴は「連絡がマメ」。

頻繁にLINEメッセージで自分が何をしているかを報告してきたり、なにかにつけて電話をしてくる男性は一見安心感があるように思いがちですが、実は真逆。

というのも、カノジョに頻繁に連絡することで"スケジュールを探っている"可能性があるからなんです!

浮気を隠蔽するためにパートナーのスケジュールを詳細に把握しようとしていたわけですが、その行動が女性側に安心感を与えていたとはなんとも皮肉...。

2つ目の特徴は「理想追求型」。

一見、向上心に満ち溢れたその生き様には好印象を抱いてしまいそうですが、その向上心が恋愛面にも当てはまるとしたら...心配になりませんか?

要するに、より美人の女性を求めてアンテナを張っており、あなたよりも理想に近い女性が現れたらすぐに乗り換えてしまう可能性だってあるということです...。

3つ目の特徴は「依存性の気配」。

タバコ、お酒、ギャンブルなどがやめられない男性には良い印象をお持ちでないかたも多いと思いますが、女性に対しても依存症の気があるとしたら大問題!

寂しがり屋なんて言葉で片付けられがちですが、つまりはセックス依存症の可能性もあるということですからね(苦笑)。

その② 結婚後、男に後悔させない「理想の妻」になるための準備

結婚後、男に後悔させない「理想の妻」になるための準備

ここまでは、女性側が男性に対して後悔するケースについて紹介してきましたが、当然、逆パターンもあるわけです。

そう、「好きだったコと結婚したのはいいけれど、カノジョは僕が思い描く『理想の妻』像とは程遠い女だった...」なんて後悔されることもあるかもしれませんよね(苦笑)。

結婚してから意中のカレにそんな後悔をさせないためには、結婚前から対策を講じておく必要があります。

ですが、ここで注意したいことは"無理"と"努力"を勘違いしないようにすること。

カレのためにと"無理"をしても一時的にしか続かず、その場しのぎになってしまいがち。"無理"することなく"努力"を積み重ねることで、「理想の妻」を目指すべきなのです。

ここでは、そんな「理想の妻」になるために、外見と内面の事前準備についてフィーチャーしていきたいと思います!

外見磨きはいくつになっても続けていくべき

結婚して数年後には小太りのオバサンになってしまった...そんなことでは、カレから「理想の妻」とは違うと三下り半を突きつけられても仕方ありませんよね(苦笑)。

いくつになっても"女性"であることは忘れたくないもの。ですから、ダイエットに勤しんだり定期的に美容院に行くといった、外見のメンテナンスは結婚後もしっかり継続すべき。

お互いに安心や安定を求めて結婚したかもしれませんが、あまりに慣れすぎてしまうと油断して恋愛のドキドキ感が一切なくなってしまい、夫婦生活がマンネリ化してしまいますからね。

長く続く結婚生活中ずっと、交際当初のときめきを与え続けるのは不可能に近いかもしれませんが、それぐらいの気概で夫の前でも気を抜かずにいれば、「結婚しなければよかった」と後悔されずにすむはずです。

内面磨きとして社交性は身に着けておくべき

恋人同士の頃と夫婦になってからで大きく変わるのが、関わっていく人々の数が一気に増えるということ。

結婚後は旦那さんの両親や兄弟や親戚と良好な関係を築いていく必要があるのはもちろん、旦那さんの会社の上司や同僚にも気を遣い、子どもができればママ友との付き合いも始まり...と、一気に交友関係が広くなることが予想されますよね。

カレとだけ向き合っていればよかった恋人同士時代であれば、「私、人見知りだから」と他者と極力コミュニケーションを取らないスタンスでも問題なかったでしょうが、結婚後はそうはいきません。人見知りしてしまって無愛想な態度を取ったりすると、それがあなた個人だけではなく、あなたの家族全体の悪印象となってしまうのです。

とは言っても、結婚した途端に急に社交的になろうと思ってもすぐに変われるものでもありません。ですから、結婚前からカレの両親や兄弟と積極的にコミュニケーションを取るようにしたり、その他にも、例えば普段からコンビニの店員さんには愛想よく話しかけてみたり、ご近所の人に挨拶をして軽い世間話をしてみたりしておくといいかしれませんね。

その③ 意外と盲点!?結婚指輪選びや婚約指輪選びで後悔しないために...

結婚後、男に後悔させない「理想の妻」になるための準備

どちらも一生モノである婚約指輪と結婚指輪。しかし、これらの指輪について後悔する人も中にはいるようで...。

ここでは、婚約指輪と結婚指輪でそれぞれ後悔しないようにするための対策をお教えしますが、まずは簡単に婚約指輪と結婚指輪についておさらいしておきましょう。

婚約指輪は結婚の約束を交わした男性から女性に贈られるもので、婚約の証となる代物。つまり婚約指輪は女性用の1つのみです。ダイヤモンドなどの高価な石が使われていてゴージャスなデザインのものも多いため、結婚後は普段使いせず、パーティーなどのときのみ着けるという使い方が一般的です。

一方の結婚指輪は、結婚の誓いの証として夫婦ともに着けるペアリング。結婚後に左手の薬指にはめて、普段使いするのがこちら。日常的に着けるものなので、装飾やデザインはシンプルなものが一般的です。

では、婚約指輪と結婚指輪、それぞれどのような後悔が予想されるのかと、その対策をご紹介しましょう。

「高すぎてもったいない!」...婚約指輪の後悔

カレが一世一代のサプライズ・プロポーズを計画。

あらかじめ購入しておいた婚約指輪を取り出し、あなたに「結婚してください」と告げる...なんともロマンチックな展開ですが、ここに落とし穴があります(苦笑)。

この展開ですと、その婚約指輪はカレが独断で選んだ指輪ということになります。

...となると、心配されるのはそのデザイン。カレのセンスが良ければ何の問題もないですが、「結婚してください」というセリフとともに手渡された婚約指輪がダサかったら...!!

また、現在の婚約指輪の相場は20万円~40万円程度と言われていますが、「婚約指輪は給料の3ヶ月分」という価値観もいまだに残っています。

カレがサプライズのために独断で選んだ婚約指輪が文字通り給料の3ヶ月分相当の金額で、100万円ぐらいする高額の指輪だったら...?

もちろん、その気持ちを嬉しく思うかたも多いでしょうが、中にはきっと「なんでそんな高い婚約指輪にしたの!? 私たち、ろくに貯金もないんだから婚約指輪にそんなお金をかけるなら貯蓄しておいてよ!」なんて憤るかたもいることでしょう。

――さて、婚約指輪にまつわるこれらの後悔をしないようにする事前解決策は簡単です。

結婚を意識して付き合っているカレシには、「婚約指輪は絶対に一緒に選びたい!」と口を酸っぱくして宣言しておけばいいんです(笑)。

そうすれば、カレもプロポーズのときにサプライズしようと考えても婚約指輪は買わないでおこうと思うでしょう。一緒に選びに行けばダサいデザインのモノになることもないですし、経済力に見合わない高額なモノを買う必要もなくなるでしょう。

「デザインが派手すぎた!」...結婚指輪の後悔

現在の結婚指輪の相場は、2つ合わせて10万~30万円程度と言われておりますが、結婚指輪にはどのような後悔が予想されるのでしょう?

結婚指輪のデザインにもこだわりをお持ちのかたも多いですが、流行やそのときの好みを重視して選ぶと、数年後、数十年後に後悔することも...。

と言うのも、婚約指輪と違って結婚指輪は結婚生活が続く限り毎日身に着けておくものですので、40代になっても50代になっても60代になっても同じデザインのモノを毎日毎日身に着けるわけです。

ですから、後先考えずに結婚をするときの感性を重視して選んでしまうと、40代以降になってから「こんな派手な指輪、今の私には似合わないわ」と後悔しちゃうかもしれないんですよ!

対策としては、何十年後の自分も着けることを想像しながら、極論、"無難なデザイン"のモノを選ぶと後悔しなくてすむかもしれませんね。

その④ 冷静に判断を!「できちゃった結婚」で後悔しないために...

結婚後、男に後悔させない「理想の妻」になるための準備

妊娠をきっかけに籍を入れることを「できちゃった婚」と呼びますよね。

かつては計画性なく妊娠してしまい、なし崩し的に結婚に至るというネガティブなイメージが浸透していましたが、近年の日本は晩婚化が進み、出生率も低水準化してしまっているなどの背景もあり、「できちゃった結婚」に対するイメージも変わりつつあります。

実際、"できちゃった"というネガティブな表現がふさわしくないとして、「授かり婚」や「おめでた婚」なんて呼び方も広まってきており、かなりネガティブな印象は軽減されてきていると言っていいでしょう。

ということで、ここでは「できちゃった結婚」で後悔しないための心構えをご紹介します。

夫と子供への感謝の気持ちを忘れないように

妊娠したからといって安易に結婚に踏み切ると、出産して子育てに追われる生活を送るようになってから、「夫と2人きりのラブラブ新婚生活を味わいたかった」や「将来の夢をあきらめざるをえなくなった」といった鬱憤が積み重なり、夫婦間でのトラブルに発展してしまうことも珍しくありません。

しかし、「できちゃった婚」という事実を卑屈に思うことなく、互いの意思を尊重した結果に得られた幸せだと感じている夫婦は長続きしている傾向にあります。

"守る命が出来た"ということがきっかけとなり、大好きなパートナーと一生を共にする新たな人生が始まったのだとポジティブに考え、いつも夫や子供に感謝の気持ちを忘れないようにすれば鬱憤も溜まりにくくなるはず!

同年代の友達とは違うということを自覚する

20代前半同士などの若いカップルの場合、まわりには学生やフリーターといった自由な生活を送っている友達も少なくないでしょう。また、そんな友達たちからの遊びの誘いといった誘惑も多いことと思います。

同年代の友達が自由気ままに生活しているのを見て「私ももっと遊びたい」と思うかもしれませんが、妊娠および授乳中の飲酒はお子様の発育に悪影響があると言われていますので、仮にお酒の場に誘われても我慢しなくてはいけない日々が続くようになります。

また、自分はそのような誘惑があっても我慢しているというのに、夫は友達の誘いに乗って遊びに出かけてしまったりというケースもあるかもしれません。

「できちゃった結婚」の場合、そのようなストレスが溜まることはあらかじめ覚悟しておく必要があるのではないでしょうか。

長い目で見ればプラス・マイナス0

忍耐力が必要な「できちゃった結婚」ですが、もちろんメリットもあるんです。

両親に孫の顔を早く見せることができたり、子育てが一段落したところで夫婦二人の時間を満喫することも出来ます。同年代の友達たちが子育てに追われている時期に自分たちはある程度自由な時間を取れるようになるため、夫婦水入らずで旅行に出かけたりすることもできるでしょう。

子供が幼い時期はなにかと大変な「できちゃった結婚」ですが、長い目で見ればメリットとデメリットが相殺し、結局のところは幸福度も困難度も通常の結婚と変わらないのかもしれないですね。

後悔をなくすためには様々なことを想定しておくことが大事!

結婚で後悔しないための4つのことを紹介しましたが、いかがでしたか?

お互いに好きで付き合うことを選んだ二人ですが、結婚となれば二人だけの問題ではなくなり双方の家族同士の話にもなってきますし、人生を最後までともにするという一大決心をする必要がありますよね。

そんな大きな決断をするからこそ、予想される困難には事前に手を打っておきたいもの。

みなさんも後悔のない結婚生活を送るために、結婚前にできる限りの努力を行い、できる限りの覚悟を決めておくことをおすすめします!

(TEXT=Masuda Rihoko)