「彼氏と別れたい」「彼氏が私と別れたいと思ってる」――"別れ"対処法
どんなに仲睦まじいカップルでも、残念ながら必ずしも結婚に至るというワケではありません。
幸せな2人にも別れが訪れることがあるでしょうし、場合によってはその選択を取った方が良い状況もあるはず。
ということで今回は、彼氏と別れたいと思ったときに取るべき行動をご紹介。
また、逆に彼氏から別れたいと切り出された際の対処法も併せてお伝えします。
≪彼氏と別れたい≫ 彼氏と「別れたい」と考えるあなたが最初に確認すべきこと
「人は失ってから大切なことに気付くもの」という言葉がありますよね。ですから、もしあなたが彼氏と別れたいと思っていたとしても、後悔しないために、まず"本当に彼氏と別れたいのかどうか？"を改めて自分に問うた方がいいかもしれません。
ここでは、彼氏と別れたいと思ったときに確認すべき3つの事柄についてお教えしていきましょう！
彼氏と別れたいと思ったら確認すべきこと① 別れたい理由を冷静に見つめ直す
彼氏と別れたいと思ったときには、今一度その理由を確認してみることが大切でしょう。
彼氏の浮気など相手側に明確な非がある場合や、彼氏以上に好きな人ができたといった場合には「別れる」という選択を取るべきかもしれません。
逆に、そうでない場合には、別れることを考え直した方がいいことも...。
例えば、一緒にいて楽しくない、付き合った当時ほど彼氏に魅力を感じられなくなったという場合。このまま付き合い続けても気持ちが下降線を辿っていくだけではないのか、と思ってしまいますよね。
ですが、どんなカップルでも長く付き合っていればそういった時期はあるもの。いわゆる倦怠期です。
ですから、デートを工夫したり、少しの間距離を置いてみたりすることで、気が変わる可能性はありますよね。つまり、別れたい理由が"乗り越えられないものなのかどうか"を見極める必要があるということなんです！
彼氏と別れたいと思ったら確認すべきこと② 自分本位になっていないか考える
自分が彼氏に求めるものと彼氏が自分に与えてくれるもの、その需要と供給が釣り合っていないと感じたとき、「別れたい」と感じることもあるのかもしれません。
例えば、お互い週に一度会えればOKと思っているカップルは長続きするでしょうが、片方だけが週に二、三度会いたいと思っていたとするなどギャップがある場合は、関係の維持は難しいでしょう。
ですから、カップル間において、需要と供給が釣り合っているかどうかは非常に重要なファクターなんです。
しかし、仮に付き合いたてのころはそれが上手く釣り合っていたとしても、環境の変化によって崩れてしまうこともあるでしょう。ですから、相手に求めすぎていないかどうかを確認し、自分本位な部分があると感じたときには、彼氏に求めるレベルを下げるなど、合わせようとする努力が肝心なのです。
もし、それをしたくないという場合は別れることも視野に入ってくるでしょうが、いずれにしても自分の要求が高くなりすぎていないか注意して、自問自答してみましょう。
彼氏と別れたいと思ったら確認すべきこと③ 彼氏の長所に今一度目を向ける
「彼氏と別れたい」と思う理由の一つに、「彼氏に対するイライラや不満が多くなった」というケースも多いのではないでしょうか。場合によっては家族以上に共通の時間を過ごす彼氏に対して不満が多いと、関係を続けていくのは難しいと感じてしまいますよね。
ただ、人というのは一つ相手の不満点を見つけると、今まで気にならなかったことまで気になるようになり、相手のイヤなところばかり探すようになる傾向も...。
ですから、そういったときには今一度、彼氏の「長所」や「好きなところ」に目を向けてみましょう。案外、イライラすると思っていたことが、彼氏の「好きなところ」の裏返しだったなんてこともあるかもしれませんからね。
そして、その長所と短所を比べてみてどちらが上回るのかを慎重に天秤にかけて測ることで、後悔のない選択を取ることができるでしょう。
≪彼氏と別れたい≫ 彼氏に「別れたい」と切り出し、円満に別れるための秘訣
冷静に自問自答したうえで、やはり彼氏と別れたいと思ったのであれば、その選択はきっと正しいはず。
決意が固まったら、次に気を付けるべきなのは彼氏との別れかた。
ここでは、彼氏と円満に別れるための方法についてご紹介していきたいと思います！
彼氏と円満に別れるための秘訣① 別れを切り出すまでの準備期間を充分設ける
別れ話をする際は、会ってからいきなり「別れたい」と切り出すのではなく、事前に"別れ話をすることを伝えておく"と円満に別れやすいようです。
また、会う前だけでなく、それまでの間になんとなく別れたいのだと気付かせる言動をしておく、つまり別れるための準備期間を設けておくと、彼氏を混乱させずに別れられるかもしれません。
具体的な方法としては、連絡する機会やデートの回数を減らす、会ったときに甘えないようにするといったことが挙げられます。
事前にこうした態度を見せておくことで、気持ちが薄れていることを暗に知らせることができ、彼氏に心の準備期間を与えることができるはず。
ただ、LINEや電話を無視したり、デートをしていてもつまらなそうな態度を取ったりすると、彼氏に不快感を与えて逆効果になることもあるため、冷めた言動を取りすぎるのも注意しましょう。
彼氏と円満に別れるための秘訣② 落ち着いて話ができる場所で別れを切り出す
準備を整えたらいよいよ彼氏に別れたい意思を伝えるワケですが、LINEや電話だけで伝えるのは極力避け、実際に会って気持ちを伝えましょう。
ここで重要になってくるのが場所選び。円満に別れるためには、落ち着いて話ができる場所が良いでしょう。
ただ、同棲している場合は別ですが、できるだけどちらかの家は避けた方がいいかもしれません。家で彼氏と2人きりという状況は、一見じっくり話ができるためベストな環境だと思われがちですが、同時に感情的になりやすい状況でもあるんですね。
ですから、ある程度人気（ひとけ）があり、かつ落ち着いて話ができる、カフェやラウンジがおすすめ。
ターミナル駅の近辺や規模が小さいお店だと、客数が多く周囲の話声が聞こえてきて集中できないことがあるので、注意しましょう。
彼氏と円満に別れるための秘訣③ 気取らずリラックスした会話を心掛ける
彼氏と別れ話をするときは、ついかしこまってしまうもの。
もちろん、別れというのはカップルにとって非常に重要な出来事ですから、普段と変わらない態度で...というのは無理がありますよね。
ただ、こういった雰囲気は緊張感を生み、つい感情的になってしまう危険性をはらんでいるんです。
ですから、別れた後も良い関係性を築けるようにと意識して臨むことが大切。
こういった意識を持つことで、過剰に気取ってしまうことを避けられますし、表情も朗らかに保つことができるのではないでしょうか。
ただ、ついつい思い出話をしすぎたり、本題を切り出すまでにだらだらと話をしたりしないように！ いくら決意が固くても、別れ話を切り出すのは辛いことですから、その決心が揺らいでしまわないよう、会ったらできるだけすぐに本題を切り出すようにしましょう。
≪彼氏と別れたくない≫ 「別れたい」と思っている彼氏のサインを知ろう！
ここまでは、女性側が彼氏と別れたいときに取るべき行動についてご紹介してきましたが、逆の場合も考えられますよね。
自分は好きなのにどうやら彼氏は別れたいと思っているみたい...、そんなときはできれば別れを阻止したいもの。
そのためには、彼氏の別れたいサインに一早く気づく必要があります。ここからは、そんな彼氏からのサインについて見て行きましょう♪
別れたいと思っている彼氏のサイン① デートの約束を取り付けたがらない
別れたいと思っている彼氏は彼女への想いが薄れているため、デートの約束を取り付けたがらなくなります。また、仮にデートの約束をしても、旅行や遠出など、お金がかかるデートは避ける傾向があるようです。
別れたいと思っているということは、つまりデートなどで彼女のためにお金をかける価値を見出せなくなっているということですから、仮にデートをするにしても自宅デートや散歩デートなどが多くなるというワケなんです。
こういった状況では無理に大きな予定を立てようとせず、自宅や散歩などのちょっとしたデートで回数を稼ぐようにしましょう。そして、一回一回のデートにおいて、自分と付き合うことに価値を感じさせられるような振る舞いをするのがポイント。
普段は彼氏がデートの計画を立てるところを自分でデートコースを考えたり、彼氏に喜んでもらえるようなサービス精神を持ってデートに臨むようにしたりすると、彼氏が考えを改めてくれる可能性も出て来るでしょう。
別れたいと思っている彼氏のサイン② 能動的にLINEや電話をしてこない
彼氏からのLINEや電話の頻度が減るのも、わかりやすい兆候ではないでしょうか。
もちろん、仕事や学校が忙しくなったなど明確な理由がある場合は別ですが、そういった状況であれば彼氏から伝えてくれることでしょう。ただ、仮に忙しいと連絡があっても、それが言い訳である可能性もゼロではありませんから、他のサインと併せて判断する必要があります。
この場合、こちらからの連絡の頻度を増やしても面倒くさがられる、または結局返信が来ないということになりかねませんから、直接的に返信の催促をしたりせず、連絡の頻度は今まで通りにするのが◎。
ただしメッセージを送る際に、「忙しいだろうから返信はなくても大丈夫だよ」、「返信は手が空いたときでいいからね」といった文面で、間接的に返信を催促するのがいいでしょう。
逆に、こちらからも連絡を減らして彼氏の不安を煽るといった方法もありますが、彼氏にとっては好都合となり関係がさらに希薄になってしまう可能性を秘めた"諸刃の剣"的な作戦なので、注意しましょう。
別れたいと思っている彼氏のサイン③ 彼女（あなた）に対して無関心になる
彼氏が自分に対して無関心になってきた場合も、別れたいサインかもしれません。
デートの際に話を聞いてくれない、会ってもテンションが低い、スマホを触っている時間が長いといった行動は、あなたへの関心がなくなっていることの表れ。また、髪形やメイク、バッグやアクセサリーの変化に関心を示さなくなるといった傾向も同様です。
もし、自分への態度が雑になっていると感じたら、別れ話をされる前に対処しなければいけません。
まず、彼氏と会ったときには、自分の話をするのを我慢して彼氏が興味のある話をするなど、自分がデートを盛り上げるという気持ちを持つことが大切！
彼氏の低いテンションにつられてしまうと、彼氏の中で「デートしても楽しくない、やはり別れた方がいいかも...」という気持ちが大きくなってしまう恐れがあるので、相手の態度にめげずに明るく振る舞う心の強さを持つことがポイントです。
≪彼氏と別れたくない≫ 彼氏に「別れたい」と言われた際、繋ぎとめる秘訣
彼氏の別れたいサインに気が付いたら、ご紹介した対処法を実践することで別れを切り出される確率を下げることができるかもしれません。ただ、どれだけ努力しても彼氏の決心が確固たるものだった場合、「別れたい」の一言を突きつけられてしまうこともあるでしょう。
そのとき、別れを回避するためにはどうすればいいのか、その方法についてご紹介します！
別れたいと言う彼氏を繋ぎとめる秘訣① 話し合いの機会を設けて理由を聞く
彼氏から別れたいと言われたときには、やはり話し合いの機会を設けるべきです。
彼氏が別れを決意するまでに至ったということは、カップル間のコミュニケーションが不足していた場合が多いですから、面と向かって彼氏の話を聞くことで関係が改善することも少なくありません。
まずは「私はあなたのことが好き」という自分の気持ちを伝え、彼氏がなぜ別れたいと思ったのかを聞くようにしましょう。そして、別れの原因になったことを改善していくということを話し合いの論点とし、その場ではこれからも関係を続けていくように彼氏を説得しましょう。
それまでとは違い、彼氏の口から別れの理由を聞き出せているワケですから、それを改善する努力がしやすくなり、別れを回避できる可能性が高まるのではないでしょうか。
別れたいと言う彼氏を繋ぎとめる秘訣② 純粋に楽しめるデートを提案する
続いてご紹介するのは、デートの機会を設け、彼氏に今一度別れたいのかどうかを考えさせる方法。このデートは「彼女と過ごすことがどれだけ価値があるか」を改めて実感させることが目的です。
デート中に別れ話になってしまっては、彼氏にとっても"2人の時間"を純粋に楽しむことができませんから、可能な限りそこには触れないようにするといいでしょう。
そのためデートの約束をするとき、このデートが最後の思い出作りではなく、2人の関係を修復するための前向きなデートだということを意思共有しておく必要があります。そして、デートの中で、自分はまだ関係を続けていきたいという想いをしっかり言葉にして伝えましょう。
デートの場所としては、彼氏との思い出がある場所や、人が多くなく2人だけの時間を過ごせるような海辺などがおすすめ。
彼氏に「別れたい」と切り出されたということは、それまでに会う機会が少なくなっていた可能性が高いでしょう。ですから、実際に会うことによって、彼氏にとって自分がどれだけ大切な存在であったかを再確認させられれば、別れるという判断が早計であったと思わせることができるかもしれません。
別れたいと言う彼氏を繋ぎとめる秘訣③ 一旦距離を置いて冷静に判断してもらう
別れたいと言われてしまったときには、積極的にそれを回避するよう行動することも大切ですが、一歩退く勇気も必要。これはもちろん、彼氏からの別れの提案を飲み込むということではなく、一端距離を置き、考え直す時間を設けるということです。
疑似的に関係を解消することによって、彼氏は「彼女と別れたい、彼女との関係をどうにかしなければならない」というプレッシャーから解放され、気が楽になるものなんですね。
それによって、彼女が自分にとってどれだけの存在であったかを、焦りや不安な気持ちがないまっさらな状態で再確認できるようになるかもしれません。
もちろん、距離を置いたことによって彼氏が考えを改めてくれるのが一番ですが、そうならない場合もあるでしょうから、残念ですがその場合は彼氏の決意を受け止められるように心の準備をしておきましょう。
彼氏と別れたい？ 別れたくない？ 2人にとってのベストな選択肢を見つけよう！
好意を抱き合い、良好な関係を築き、いつしか恋人同士になり、付き合い続けていくこと――それは実際にはとても難しいこと。
そもそも、そのような間柄になれる恋人はなかなか見つかりませんし、いくら自分にとって最良の相手だと感じて付き合い始めても相手側が同じように感じてくれるとも限らず、思った通りにいかないのが恋愛です。
ですから、関係に亀裂が入ったとき、それをどうにかして修復していこうとする努力も、別れるという決断を下すことも、ケースバイケースでどちらも正しい選択なのです。
ただ、これはそれぞれのカップルの状況によりけりですから、今回ご紹介した方法を参考に、2人にとってベストな選択をして下さいね！