恋愛コラム

駆け引き上手は名脚本家! 恋愛を成就させる “物語作り”の方法
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駆け引き上手は名脚本家! 恋愛を成就させる "物語作り"の方法

復縁したい、両思いになりたい、彼の心を取り戻したい、彼と結婚したい...でも、頑張ってもうまくいかない! という人は、脚本を書き、脚本通りに役を演じると良いでしょう。
そこで今回は、「相手を思い通りにするための脚本作り」について述べます。

相手を思い通りにできる

脚本が必要な理由は、恋愛が「長くドラマチックな物語」だからです。たとえば、凄く嫌いになって別れた女性と復縁する場合、そこには恋愛ドラマのような物語があります。

彼女と別れて自由を味わい、男友達と飲み歩いたりして、楽しんでいた彼。でも、ある時期から、仕事がうまくいかなくなり、自由にも飽きてきて、1人ベッドに眠るのが寂しくなる。その時、ふと元カノからの古い写メを見て、「あのころは楽しかったな、今頃どうしてるだろう」と思い、何気なく彼女にメール。すると、彼女からとても優しい絵文字付きの返信が。彼女の良い思いでばかりが急に心に浮かび、勇気を出して電話をしてみると、あの頃のように盛り上がる。そして、彼は復縁を考えるようになる...といった具合です。

恋愛指南書にこのような物語は出てきません。ですが、物語を作り、その通りに相手を動かすことが、恋愛成就には大きな力を持ちます。では、恋愛を成就させるための脚本作りについて述べましょう。それは次の3つが軸となります。

1.登場人物と背景を決める
復縁したい場合、登場人物は復縁したい彼とあなた。彼に恋人がいれば、その恋人も登場人物です。背景とは、現在の状況に至った理由や今の彼の状況です。たとえば、「彼が仕事で忙しく余裕がない時、私がダメ出しをし過ぎて彼が離れていった」「彼は今、恋人がいない」など。

2.現実的な物語を作る
1の状況から、自分の目標(この場合復縁)に向かって続く、現実的な物語を作ります。彼の中で、これまでの話と次の展開の双方につながっていく、リアルなものである必要があります。

3.ロマンチックで非日常的な演出をする
恋愛は、非日常とロマンチックな気持ちの中にあります。また、彼をハラハラ・ドキドキさせる必要があります。その気持ちが相手を動かすからです。

彼が一流の恋愛ドラマを体感しながら、徐々にあなたが設定したゴールに向かっていく、それが駆け引きには重要です。ではもう少し具体的に説明しましょう。

CHECK! 恋愛が成就する、脚本作りの方法

1.登場人物と背景の決め方
現実世界と同じにしなくてはなりません。現実とズレていれば、その脚本は何の役にも立ちません。そのためには男性という生き物を知る必要があり、また彼自身をよく知っている必要があります。

たとえば、「彼は背が高く、筋肉質。お洒落には気を遣っていない」とか「彼は仕事に忙しくて恋愛どころではない」とか「彼は周りの友達がどんどん結婚していて焦っている」など。正確に、彼を説明する言葉をたくさん書いていきます。あなた自身についても同様です。ここが正確に描けると、よりリアルな物語が書けます。

2.物語の作り方
主人公は彼です。彼の視点で物語が進んでいくようにします。第13話を最終回と設定し、その最終話で目的を果たせるようにします。

たとえば、彼があなたの態度にうんざりして別れたなら、そんな彼があなたを徐々に好きになっていき、第13話で「ついに彼女と復縁できた!」というようにするのです。そして、その最終話を目指して次の1〜2話だけ脚本を書きます。あなたがどんな行動すると、彼がどんなふうに感じて、あなたを好きになっていくかを想像しながら書きましょう。

そこには彼の誕生日やクリスマスなどのイベントもあるでしょう。たとえば、「クリスマスに必ずくるはずの彼女からの連絡がない。少し寂しくなって連絡をしてみようかなと思う」という具合です。

物語を作る時、「ありえないこと」は避けてください。脚本にはあくまでもリアリティを持たせること。たとえば、「彼は、何故か急に彼女を好きになる」なんてありえません。

また、あなたが脚本通りに動いても彼がそう動かない時は、脚本を作り直します。もしかしたら、人物の設定や背景が間違っているかもしれません。たとえば、復縁したい彼が実はあなたのことを嫌いになったのではなく、他に好きな女性が出来ていたなら、あなたの脚本の通りに彼は動きません。

また1話進むのに半年かかることもあるでしょう。一度嫌いになった相手を再び好きになるのに、ある程度の時間が必要なことがあるからです。あなたが「彼があなたを好きになる物語」をどうしても作れないときは、実は半年、1年というスパンで1話を考えれば、物語が展開することもあるということです。

3.演出を考える
「クリスマス。ひとり家に帰ると、ポストに彼女からの絵はがきが」「彼女に呼び出され、またダメ出しされるかと思ったら、今まで本当にありがとうと、感謝の手紙を音読された」など。多少臭くても、演出のあるドラマを描けると、駆け引きはより効果的になります。ハラハラさせるために、「彼女に幾らメールをしても返事が来ない」とか、「突然、彼女が体をくっつけてきた」などもあると良いでしょう。

あなたの周りの駆け引きが上手な人は、男女に関わらず、このような脚本を意識的、無意識的に書き、その通りに演じている人だと思います。恋愛指南書を見て、有効なかけひきやコミュニケーション術を学び、現実に起こりそうな、そして演出に充ちた脚本を書き、実行しましょう。


【恋の教訓】
恋はノープランではうまくいかない。
ワクワク&ドキドキがいっぱいの脚本で、彼のハートをがっちりつかんで!

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